英語資格雑記

TOEIC800点への道

この記事では、TOEIC800点をどのように取得したかについて記載します。
私のTOEIC受験目的は、医学部学士編入の受験資格を満たすためです。
680点を越えるべく、勉強を続けていました。結果的に800点に到達することが
出来たのですが、720点あたりを目標にしていたことを前提に見ていただければ
幸いです。

TOEIC800点取得に要した時間

私は勉強開始後、半年で800点(L:435、R:365)を取得することが出来ました。

2020年9月に勉強を始め、10月に555点、11月に640点、12月に620点、
今年1月は抽選に外れて受けることが出来ず、2月に800点を取得しました。
800点の取得には、英語力だけでなくTOEICの受験力が必要になると思います。
このTOEICの受験力というのは技術です。具体的にはリスニングの時は先に問題に目を通しておくことやマークの仕方などに代表される時間節約術です。

私はロバート・ヒルキ先生、相澤俊幸先生、ヒロ前田先生の『TOEIC L&Rテスト直前の技術』でこの技術を学びました。

TOEICは時間との戦いであるため、如何に短時間で1問を処理できるかがスコアアップの鍵になってくると思います。

リスニングで気をつけたこと

・聞き逃しても気にしない。
・各パートの説明中に他のリスニングの問題を見てストーリーを想像する。
→クーポン券が付きそうだなとか、IDカード見せれば割引なのかなとか。
・事前に答えの選択肢を見た時に、言い換えが出来そうなものを確認しておく。
私は上記の3つを意識することで解き易くなりました。
特に、聞き逃した!と、思った際の素早い切り替えが私には一番大事でした。

リーディングで気をつけたこと

・全部の問題に目が行くように時間配分をする。
・part6やpart7の文挿入問題が分からなければ即捨てる。
→本文に戻って読み直しをしない。内容一致問題も同様。
・予定表を見たら変更されると思っておく。
以上です。

TOEICのリーディングはすんなりと解き進めることが出来れば時間的な問題は無いと思いますが、どこかで詰まると途端に時間が足りなくなると思います。
配点は同じなので、読みにくい文章や苦手な文章には費やす時間を決めて解き、時間が来たら終わってなくても次へ進む方がスコアアップに繋がると思います。

また、私の偏見ですが、part7の後半で予定表→メール→メールという構成の問題が出た場合、予定が変更される可能性が高いと考えて予定表はほぼ見ていません。
一方で、メール→メール→スマホ画面や、文章→メール→図のように最後に画像が載っていた場合は後から変更される可能性が低いと考えて初めから目を通しています。
目線が行ったり来たりする照らし合わせの時間を出来る限り減らすことで、答えが書いてある部分を探す時間を確保することが出来るのではないかと思っています。

参考書籍、アプリなど

使用した参考書は600点の取得時から大きな変更もなく、『公式問題集』と『でる1000問』です。これに加えて初めに紹介した『直前の技術』です。
公式問題集は600点取得の時点では1冊を繰り返し解いていましたが、この時期までには3冊を繰り返し解いていました。ひたすら繰り返しました。

文法書としては、
大西泰斗先生、ポール・マクベイ先生の『一億人の英文法』と
中澤幸夫先生の『英文解釈のトレーニング』を使用しました。

その他、書籍ではないのですが、YouTubeのTOEIC Listeningの最近のものを聴いたり、
JapanTimesやVoice of Americaなどのアプリも利用していました。
私はなるべく毎日英語が続けられるように様々な手段を用いましたが、ストイックに集中できる方は公式問題集が一番効率が良いのではないかと思います。

最後に

勉強を始めた当初はTOEIC800点なんて遥かな高みだと思っていましたが、間違えた部分を分析して復習を続けていれば到達可能な領域なのだと気づきました。
私のような受験目的以外にも就職活動や転職、昇進にTOEICが利用されることもあると思います。この記事が皆様の参考になれば幸いです。

今後はTOEFLにもチャレンジしたいと思います。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

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