我が家の家づくりに関しての記載です。
神奈川県内に約50坪の土地があり、延床面積35坪前後の2階建て注文住宅を考えています。予算は県の注文住宅の平均建築費くらいを総額(解体費、税込み)として考えています。
コンセプトは「高齢の両親が住みやすい家」としています。そのため、玄関へのアプローチ部分にスロープの設置と、1階部分は平坦にして要所に手すりの設置も考えています。理想の間取りについては両親の希望をマイホームクラウドを用いて素人ながらに作図し、イメージしていました。
まずは私自身が家づくりに関しての流れや基本的なことを何も知らなかったため、書籍やブログ、Youtubeなどで情報集めを行いました。それと同時にハウスメーカーに資料の請求を行いました。資料をお願いしたのは積水ハウス、ヘーベルハウス、パナソニックホームズです。これらを概ね確認し終えた後、思ったことがありました。
「もしかしたら…大手のハウスメーカーは我が家には合わないかも…」
理由としては大きく2つあります。
1.地域でのシェアが高い大手のハウスメーカーの評判はまちまちであり、例えば建築過程の話における善し悪しは実際に施工する工務店の違いによって生じていることが推察されました。また、積水ハウスのように施工まで100%自社で担っているハウスメーカーでも評判が分かれてしまっており、職人さんの違いによって生じる可能性も考えられます。そうなると、我が家の施工部隊がどうなるかわからず、不安に思ったからです。
2.程度の差はありますが個々のハウスメーカーで建てたい形(得意としている形や推している形)があり、我が家の希望をしっかりと反映してくれる可能性が工務店と比較して低いように感じました。また、営業担当者と設計者が分かれていることが多いようで、営業担当者に伝えたことの意図が設計者に伝わらない可能性や、連絡に必要以上の時間がかかる可能性も考えられたからです。
1の理由に関しては住宅診断士に建築過程を検査してもらうといった方法もあるかと思いますが、本当に第三者機関となっているかがわからないことや、そこまでして大手のハウスメーカーで建てたいという希望が無かったということもあります。
個人的な考えですが、ハウスメーカーの選択には以下のものが重要だと思っています。
・施主の評判
・コンセプトを形にしてくれる提案力
・相談のしやすさ
基本的に、人は間違えてしまうものです。これは医療でも建築でも同様だと思います。大切なのは「何かしらの問題が起こったときにどのように向き合ってくれるか」だと思います。
上記と予算を総合的に考え、私は大手のハウスメーカーではなく、実際に施工する部隊である工務店に依頼をする方が我が家に合っていると思い、これを方針としました。そして、この方針により、私は困難に直面することになるのです。
続きます。今日はこの辺で。