この記事は、アコルデの社長さん(マイホーム建築第3話参照)に教えていただいた知識のうち、断熱材に関する備忘録的な記載です。
皆様は断熱材と言う物についてご存知でしょうか?
断熱材は「夏涼しく、冬暖かい家」をつくるのに重要で、家の外の温度を内部に伝わりにくくする物のことです。断熱材が隙間無く家を包むことで快適な家となります。
断熱材はいくつかの種類に分かれています。
以下に代表的なものを示します。
断熱材の種類
上記以外にも様々な素材があるので、家づくりを行う際は断熱材の選択に迷います。
私も素材ごとに一長一短があり迷っていたのですが「夏涼しく、冬暖かい家」をつくるという根本的なところに立ち返って考え、割り切って決めることにしました。そもそも、室内の熱損失を考えたときに挙げられる要素は、屋根・窓・外壁・換気・床でほぼ全てを占めると思います。このうち、屋根と床の熱損失割合は10%に満たないとの見解があり、残りの80%を窓・外壁・換気とすると約27%ずつ寄与しているイメージになるのではないかと思います。当然ながら住んでいる地域、工法や窓の多さなどによってもこの割合は変動することが考えられますが、少なくとも外壁の断熱材にたくさんの投資をするだけでは快適な家にはならないということがわかると思います。
結局のところ、しっかりと施工されていればどの断熱材を選んでも温度変化においては性能数値的に見ても極端な差は無さそうだと思い、各々の工務店で施工例が多い得意としているものを選ぶのが一番良いだろうと考えました。逆に、家に対して求めるものによって断熱材の選択は変わる可能性があり、選んだ断熱材で家が建てられる工務店を探すといった方法も考えられると思います。
求めるものの例として、
・気密の指標として求める数値を決めている。
→ウレタンフォームやセルロースファイバーを選択すると良いかもしれない。
・幹線道路や線路が近く、防音を重視したい。
→窓にも気を配りつつ、セルロースファイバーを選択すると良いかもしれない。
などがあると思います。
我が家はセルロースファイバーを選択し、見積もりを出していただきました。
以上、断熱材に関して皆様の参考になれば幸いです。