前回のあらすじ→打ち合わせの継続を予定しました。
打ち合わせを重ね、詳細な仕様が決まって来たところで、解体費用も確定したとのことで、全体の見積書を出していただきました。
一目見て、まず思ったことが、
「A3の用紙が1枚…思っていた見積書と違う…」
「見積書って20ページ~30ページに及ぶものなのでは…?」
書籍では契約前に詳細見積もりを出していただくべきとの記載があったので、社長さんにより詳細な見積もりを出していただけないか尋ねてみました。
すると、仕様書はお渡しできるが、見積もりに関してより細かいものは他社でも出さないことが多いとのお返事でした。
うーむ、これでは内訳が全くわかりません…。
確かに税込みの合計額は予算内に充分収まって入るのですが。
私がかなり怪訝な顔をしていたのか、社長さんから他社さんとの比較も検討されてはいかがでしょう?とのご提案いただきました。
家づくりをお願いする工務店を選ぶのは中々大変ですが、やはり比較は大切です。
と言うことで、再び調査に舞い戻ることになりました。
この日はこれにて打ち合わせ終了となりましたが、私が何を気にしたのかを以下で具体的に記載したいと思います。
よく言われている、付帯工事費が含まれていないとかは無く、その他の費用に関してもその内訳がしっかりと明記されていました。
私が問題に感じたのは本体建物価格です。
本体建物価格 : ○○,○○○,○○○円
のみの記載となっており、基礎工事や木工事、建具工事や左官工事などでどのような材料をいくつ使用していくらになったという記載が無かったのです。これらを全て詳細に記載すると、必然的にかなりのページ数になるはずなのです。悪い言い方になりますが、これでは後から素材や数量の変更をされてしまってもこちらはわかりません。
もちろん、長い付き合いでリーズナブルに供給してくれていたり、まとめて仕入れることで価格を抑えている可能性もあるとは思うのですが、そういった部分はオープンにできないものなのかどうかが分からなかったのです。
何がどこまで含まれているかがわからない以上、後からオプションとして追加される可能性もあり、ここは慎重にならざるを得ませんでした。オプション追加ばかりとなれば、今見ている金額は全く参考にならない可能性もあります。
と言う訳で、次に工務店を探すにあたっては予算の部分をしっかりと公開してくれるところを見つけたいと思い、工務店調べに戻るのでした。
続きます。今日はこの辺で。